BricsCADで3Dモデルから2D図面を生成する方法をお探しですね。

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BricsCADで3Dモデルから三面図を自動作成!ベースビュー機能の使い方

3Dモデルを作ったのはいいけれど、取引先や製造部門に渡すために「2Dの三面図」が必要になって困った経験はありませんか?BricsCADなら、3Dモデルから自動で2D図面(三面図)を作れる「ベースビュー機能」が使えます。

この記事では、ベースビュー機能を使った三面図の作り方から、尺度の変更、隠線の表示設定、さらに実務でよく使うモデル空間への書き出し方法まで、わかりやすく説明していきます。

1. BricsCADのベースビュー機能って何?3Dから2D図面を作るメリット

BricsCADの「ベースビュー(VIEWBASE)」機能は、作った3Dモデルから正面図・平面図・側面図などの投影図や、アイソメ図(立体的に見える図)を自動で計算して、2D図面としてペーパー空間に配置してくれる便利な機能です。

一本一本線を引いて図面を描く必要がないので、作図時間を大幅に短縮できるのが最大のメリットです。

さらに嬉しいのは、この機能で作った2D図面が元の3Dモデルと連動している点です。

設計変更で3Dモデルの形を修正しても、図面を最初から描き直す必要はありません。

簡単な更新操作をするだけで、変更内容が2Dの三面図にも自動で反映されます。

これなら、3Dモデルと2D図面で寸法や形が違ってしまうミスも防げて、設計の品質も上がります。

また、第一角法(ヨーロッパでよく使われる)や第三角法(日本やアメリカで主流)といった投影方法も、設定で簡単に切り替えられます。

自社や取引先の図面ルールに合わせた三面図を、ワンクリックで展開できるので、機械設計や建築設計など、いろいろな分野で役立つ必須テクニックです。

2. 3Dモデルから三面図を自動で作る基本的な手順

実際にBricsCADで3Dモデルから三面図を作る手順は、とてもシンプルです。

まず、3Dモデルが入っている図面を開いて、リボンメニューの「注釈」タブにある「ベースビュー」を選びます。

コマンドが始まると、画面下に「オブジェクトを選択」と表示されるので、「モデル全体」を選ぶか、図面化したい部品だけをクリックして選び、Enterキーで決定します。

次に、作った図面を配置するレイアウト(ペーパー空間)を指定します。

「新しいレイアウト名を入力」と表示されたら、例えば「三面図」と入力してEnterキーを押すと、新しいレイアウトタブができて自動的に画面が切り替わります。

もちろん、すでにあるレイアウトを使ってもOKです。

画面が切り替わると、マウスカーソルに正面図がついてくるので、図面枠の中の適当な場所をクリックして正面図の位置を決めます。

正面図を置いた後、マウスカーソルを上下左右や斜めに動かすと、その方向に合わせて平面図・側面図・アイソメ図がプレビュー表示されます。

必要な図の位置で順番にクリックしていって、全部置き終わったらEnterキーを押すか終了ボタンをクリックします。

これだけの操作で、正確な三面図とアイソメ図がペーパー空間に完成します。

配置したビューは後から動かしたり大きさを変えたりできるので、最初は細かい位置を気にしなくても大丈夫です。

3. 作った図面ビュー(三面図)の設定を変更・更新する方法

ベースビュー機能で配置した三面図は、後から尺度を変えたり表示スタイルを調整したりできます。

表示内容を変更したいときは、「VIEWEDIT(ビューを編集)」コマンドを使います。

コマンドを実行して編集したいビューの枠内をクリックすると、いろいろなオプションが表示されます。

例えば、初期設定では見えない内部の形状を点線で表現したいときは、オプションから「隠線」を選んで「はい」に設定すれば、隠線処理された図面に変わります。

図面の縮尺を変えたいときも同じ手順です。

オプションから「尺度」を選ぶと、よく使う尺度のリストが出てくるので、「1:2」や「1:5」など図面枠に収まる適切なサイズを選びます。

また、立体感を伝えやすいアイソメ図については、オプションの「形状」から「3D」を選ぶと、ただの線画ではなく、影がついた立体表示に変更できます。

これなら、加工現場や図面に慣れていない人にも、わかりやすい図面が作れます。

さらに、元の3Dモデルを修正したときの更新作業も重要です。

BricsCADでは、3Dモデルを変更した後、ペーパー空間のレイアウトを開くと、更新が必要なビューの境界線が赤色で表示されて教えてくれます。

「VIEWUPDATE(ビュー更新)」コマンドを実行すると、変更された3D形状に合わせて三面図の線や寸法が瞬時に再計算されます。

複雑なモデルだと少し時間がかかることもありますが、手作業で修正する手間を考えれば、圧倒的に効率的です。

4. ペーパー空間の2D図面をモデル空間に書き出す(エクスポート)方法

ベースビュー機能で作った三面図はペーパー空間(レイアウト)に配置されるので、そのままではモデル空間で2D図形として線を編集したり、別の2D CADソフト用にDXFデータとして保存したりするのには向いていません。

図面の線や円を普通の2Dオブジェクトとして自由に扱いたいときは、「VIEWEXPORT(ビュー書き出し)」コマンドを使って、モデル空間へ変換・出力する必要があります。

エクスポートの手順は、まずペーパー空間を開いた状態で、リボンメニューの「注釈」タブから「ビューを書き出し」を選びます。

2D化したいビューを選んで決定すると、「ファイルへ書き出し」か「モデル空間へコピー」かを聞かれます。

ここでモデル空間を選ぶと、指定した三面図が2Dの線画データに変換されます。

書き出しが終わったらモデル空間のタブに戻って、視点を「上(平面)」からの表示に切り替えると、フラットな2D図面として配置されているのが確認できます。

この方法で書き出した2D図面は、元の3Dモデルとの連動(関連付け)が解除されて、標準的なブロック図形として扱われます。

そのため、ブロックを分解(EXPLODEコマンド)すれば、一本一本の線を削除したり、線の太さやレイヤーを変更したりと、自由に編集できるようになります。

取引先から完全な2Dデータとして納品するよう指定されたときや、独自の注釈記号を自由に描き込みたいときには、このモデル空間への書き出しがとても役立ちます。

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